Debian 技術委員会
技術委員会はDebian 憲章、第六項で
制定されます。これは、Debian
プロジェクト内の技術的な論争について最終判断を下す集団です。
問題を委員会に委託する方法
- 決定を技術委員会に委ねる前に、まず当事者間で解決しようとすべきです。
建設的な議論を行い、他者の観点の理解に努めてください。
議論の後に技術的な疑問が明確になり、意見がまとまらない場合は、
委員会に諮ることができます:
- 相違点をまとめ、可能であればその相手の同意を得て、
バグ追跡システムに送ってください。そのバグ報告を仮想パッケージ
tech-ctte に割り当てし直してください。
その論争についてのバグが存在しない場合は、新規に報告してください。
- 委員会は委員会メーリングリスト debian-ctte@lists.debian.org
でその論点について議論します。議論のすべてをバグ報告に CC
として送るわけではありませんが、関係者に送る可能性はあります。
その他の人で議論を追いたい人は、debian-ctte
メーリングリストを購読することで審議を把握することができます。
- 委員会は、できるだけ早い決定を目指します。
実際には、このプロセスは何週間も、あるいはもっとかかります。
論争が急を要するものである場合は、それを伝えてください。
- 時々、委員会の審議期間中、一方がもう一方の意見の長所に
納得することがあります。これは良いことです!
こうなった場合、委員会は正式な決定をする必要がなく、
バグ報告は必要に応じて閉じる、あるいは再割り当てすることができます。
委員会への連絡にあたってのいくつかの注意
- 健全で積極的な討論は、
問題のあらゆる面についての検討を裏付けるのに重要です。
技術的な疑問を他の開発者と議論する場合は、
反対の意見を受ける覚悟ができているべきです。
また、相手に納得させられることについても覚悟しておくべきです!
十分な理由のある相手の長所を理解することは恥でも何でもありません。
- 冷静に、礼儀よく他のメンテナと技術的な議論を行ってください。
礼を失する言動、彼らの能力に対する異議の提起は慎んでください。
代わりに、相手の反論への対応を行ってください。
- 委員会は、技術的な決定を下す権限が与えられているだけです。
誰かが不正を働いたことを関知しても、
委員会ができることはおそらくそんなにありません。そういった場合には、
プロジェクトリーダー、leader@debian.org に伝えるのがよいでしょう。
- 委員会メーリングリストへの投稿にあたって、
投稿するアドレスでメーリングリストを購読するか、
そのメッセージを PGP で署名しなければなりません。
これはスパム対策の方法です。不便については申し訳なく思いますが、
この設定により委員が委員会メーリングリストのメールに
適切な注意を払うことができます。
構成員
委員会の現在のメンバーは Debian
の組織構成のページに書かれています。
アーカイブと現状
委員会メーリングリストは
アーカイブされています。
決定が待たれている問題はバグ追跡システムで調べられます。
正式な技術の決定
決定の記録のセクションは必ずしも最新であるとは限りません。
- 2009-09-04
Bug #535645:
ftp チームによる ia32-libs-tools の削除の取り消し要求を却下します。
ftp チームのパッケージ削除権限について再確認しました。(提案者には)
削除理由の確認と、アーカイブへの再投入手段の明示を勧めます。
- 2009-08-27
Bug #510415:
Qmail は、delayed-bounce 問題が修正されれば、RC バグがある状態で
Debian に入れることを許可します。ただし、(RC バグがあるので) 移行は
1 ヶ月の間はブロックします。
- 2009-07-30
Bug #539158:
udev メンテナの判断の上書き要求は却下します。代わりに、(シェルの)
ビルトインコマンドとして printf を必須とするようポリシーで言及する
ことを提案します。
- 2009-07-25
Bug #484841:
デフォルトでは /usr/local がグループ staff から書き込み可能になっ
ていません。管理者が現状の振舞いを維持できるような移行計画を策定し、
実施した後なら、本変更を実施可能とします。
- 2007-12-10
Bug #412976:
mixmaster の /etc/default
の使い方に関しては、現在の振舞いと既存のポリシーのままとします。
- 2007-06-22
Bug #367709:
libstdc++ の udeb パッケージは、作成されるべきではありません。
- 2007-06-19
Bug #341839:
md5sum の出力は変更すべきではありません。
- 2007-04-09
Bug #385665:
fluidsynth は main セクションに残します。
- 2007-04-09
Bug #353277,
Bug #353278:
ndiswrapper は main セクションに残します。
- 2007-03-27
Bug #413926:
wordpress は etch に含めるべきです。
- 2004-06-24
Bug #254598:
amd64 はこのアーキテクチャの名前として適切です。全文。
賛成: Wichert, Raul, Guy, Manoj, Ian。
投票期間は早く終わりました。
他の票はありません。
- 2004-06-05
Bug #164591,
Bug #164889:
md5sum </dev/null は素の md5sum 値を出力すべきです。
全文。
賛成: Guy, Ian, Manoj, Raul。
他の票はありません。
- 2002-10-06
Bug #104101,
Bug #123987,
Bug #134220,
Bug #161931:
デフォルトカーネルは VESA フレームバッファのサポートを含めるべきです。
Full text.
賛成: Ian, Jason, Raul。
反対: Manoj。
他の票はありません。
- 2002-07-19 Bug #119517:
パッケージに、Suggests で指定したパッケージ中のライブラリを参照する
バイナリを含んでもよい。
全文。
賛成: Ian, Wichert。
反対: Bdale, Manoj。
他の投票者はなく、Ian は決定票を使いました。
2002 年 4 月 1
日以前の決定はまだここに記録されていないことに注意してください。
正式な推薦と意見
委員会は強制力のない推薦あるいは意見についてはまだ出していません。
正式な、技術的でない手順の決定
- 2005-12-20 Steve Langasek, Anthony Towns 及び Andreas Barth
を候補として承認しました。
(全文。
賛成: Bdale, Manoj。
投票期間の終了後に謝罪と支持を表明: Ian, Raul。
反対、棄権はありません。2006-01-05、DPL により任命が承認。
全文。)
- 2005-12-20 委員会からの Wichert, Guy, 及び Jason の除名提案。
(動議文
決議。
賛成: Manoj, Raul。
Guy: 自身の除名に賛成。他の意見無し。
Ian: Jason の除名に賛成。他には反対。
2006-01-05、DPLによって除名が承認
全文。)
- 2002-07-05 バグシステムの重大度の適切な使用についての問題
(Bug #97671) を BTS
管理者とプロジェクトリーダーに回しました。
(全文。
賛成: Ian, Jason, Bdale。
反対、棄権はありません。)
- 2002-01-31 Raul の辞任に続いて、Ian Jackson を議長として任命。
(賛成: Dale, Ian, Manoj, Raul, Wichert。
反対、棄権はありません。)
2002 年 1 月 31
日以前の決定はまだここに記録されていないことに注意してください。
引退したメンバー
委員を勤めてくれた以下の人たちに感謝します。
- Raul Miller (2007-04-30 まで)
- Wichert Akkerman (2006-01-05 まで)
- Jason Gunthorpe (2006-01-05 まで)
- Guy Maor (2006-01-05 まで)
- Dale Scheetz (2002-09-02 まで)
- Klee Dienes (2001-05-21 まで)