The rsync team は、2.5.7 以前のバージョンの rsync (高速リモートファイル コピープログラム) に脆弱性があり、これを最近の Linux カーネルにある脆弱性と 組み合わせることで、公開 rsync サーバのセキュリティを侵害できるという証拠を 受け取りました。
このヒープオーバフローの脆弱性だけでは rsync サーバの root 権限を得ることはできませんが、最近発表された Linux カーネルの do_brk() 関数にある脆弱性と組み合わせることで、完全にリモートからセキュリティを 侵害できます。
この脆弱性は、rsync を 「rsync サーバ」として利用しているときのみ 影響するということに注意してください。rsync サーバを起動しているかどうかを 確認するには、"netstat -a -n" コマンドを実行して、TCP ポート 873 を LISTEN しているか調べてください。TCP ポート 873 が LISTEN されていなければ、rsync サーバは起動されていません。
安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、 この問題はバージョン 2.5.5-0.2 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、 この問題はバージョン 2.5.6-1.1 で修正されています。
しかし、Debian のインフラは最近の侵害以後まだ完全には機能していないので、 しばらくの間不安定版 (unstable) ディストリビューション用のパッケージは アーカイブに入れることができません。したがって、これらはセキュリティマシンの Joey のホームディレクトリに 置かれます。
リモートの rsync サービスを提供しているなら、直ちに rsync パッケージを アップグレードすることをお勧めします。テスト版 (testing) を使ってリモートの rsync サービスを提供しているなら、woody 用のパッケージを使ってください。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。